月: 2023年7月

今週のジャンプ(2023年35号)

忙しいし疲れてるから少なめ!
まぁワンピもヒロアカもないから良いでしょう!

  • サカモト
    Xの謎1がついに明かされる。インパクトがないわけではないんだけど、個人的にはそこまでびっくりって感じでもなかったかな。NARUTOとか呪術はしょっちゅうこういうのやってるし…まぁでもこの手の黒幕が女性キャラってのは珍しいのかな?
  • アスミカケル
    10-15年前くらいは「ボケてるおじいちゃん」キャラというのはギャグ扱いされていたような気がするが、この漫画のおじいちゃんは昨今の風潮に伴いかなり悲壮感を持って描かれている。世知辛い感じもあるけど、まぁちゃんとした病気として世間の理解が進んだってことなんでしょう。なんだかんだで結構重めな話になりそうだなぁ。
  • 呪術廻戦
    焼き切れた術式を反転術式で修復とかいう謎理論のカラクリが判明。やっぱりめちゃくちゃ無理をしていたらしい。スト6で例えるとバーンアウト中に自らスタンしてドライブゲージを無理矢理MAXに戻してるようなもんですかね(?)。
    そんなこんなでずーっとギリギリの戦いをしている五条だが、鼻血ダラダラで領域展開もできないという状況でも「まだまだカッコつけさせてもらうよ」と言い放つ泥臭さ。すっかりジャンプどころか令和の漫画を代表するキャラ2の一人と化しているが、ここに来てさらに一皮剥けたカッコよさを見せている。頑張れ五条!アニメ終わる前に死ぬなよ!
  • キルアオ
    試合に勝利し敵のスポーツマン君も早々に丸くなる。うまいことヘイト管理3してあんまストレスがない展開にしてる感じかな。しかし思ったよりほのぼのしてるというか、なんかサンデーの漫画みたいだなぁ。
  • アンデラ
    学校で無双。ともすればなろう系の「俺なんかやっちゃいましたか?」になりそうな展開だが、あんまり嫌味がないのは今まで全員のバックグラウンドをちゃんと描いてきたからだろう4。ふだん日常編がやりにくい分、この編は結構ファンサービスっぽい展開が見られるんじゃないかな。
  • ウィッチウォッチ
    あんまシリアスやりすぎるのも…という意図が見え隠れする前半のギャグパート。しかしこういう感じでねじ込まれるとあんま楽しめない感じはあるかなぁ。ワンピースみたいにバトル中にギャグやれば良いのでは?とも思うが、そこら辺のメリハリはきっちりつけるタイプなんだろう。銀魂もそうだったし5
  • 暗号学園
    先週の予想通り濃姫が3人を返り討ち。初登場のときも思ったが、あの他人を見下しまくる態度はブラフとかじゃなくて素なんだろう。しかしA組の奴らは汗一つかかないような鉄の女だらけだなぁ。学級兵長にも普通に勝っちゃうし…てなことを思ってたら捕まってる匿名希望。いかにも裏がありそうだけど、誰が助けに行くんだ?要塞村?
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今週のジャンプ(2023年34号)

  • ワンピース
    コビー1お前そんな強いんならもっとなんか最初から…こう…まぁいいか。
    老兵は去り、若人を生かすというある意味頂上戦争のリベンジ2的な展開。ここからまたエッグヘッドに戻る感じかな?そんでもってガープは「消息不明」とのこと。まぁ生きてるでしょ(ホジ
  • サカモト
    まぁ生きてるでしょ(ホジみたいに思ってた豹が本当に死んでたっぽい。出番はあんま無かったけど、細々と人の良さを見せてたから好きなキャラだったなぁ。ともあれ味方(?)サイドにも人死にが出て雰囲気が一気に締まった印象。
  • 殺陣ロール(読切)
    殺し屋もお嬢様も手垢が付きまくった題材3だが、そんなテーマでも読ませるあたり、ネーム・演出・構図全てがハイレベル4。週刊連載という地獄のシステムに耐えられるならこのまま連載に持ってっても全く問題ないクオリティだろう。でもこの題材ならやっぱりジャンプラ向けかな。
  • アンデラ
    宇宙旅行→天下一武道会のあとはまさかの学園編開始。世界まるごと・歴史まるごとを舞台にできる設定のため、なんでもありの話を展開できるのはかなりの強みではある。目まぐるしく変わる舞台に合わせてキャラが活きてくるのも面白いところ。
  • あかね噺
    終わるのか?というくらいの人情話を展開している。とりあえず父の落語を身につけて成長した、という落としどころになりそうだが、これからどうなることやら。
  • ヒロアカ
    ページ数や掲載順からもわかるとおり、毎回死ぬ思いで原稿を上げてそうなのでけっこう粗や冗長さもある漫画だが、それでもこの話はきっちり描き切ったあたり、かなり初期(それこそキャラデザの段階)から結末は決めてたんじゃないかな?トガのアイデンティティについてそれっぽい綺麗事に帰結せず、あくまで個人間の友情の話として終わらせたのも逆に誠実な感じがして良かったですね。
  • 鵺の陰陽師
    00年代あたりの深夜アニメを彷彿とさせる清々しいほどのハーレム展開。このままエロとキャラで売っていくことになりそうだが、ネット受けは上々っぽい?ともかく、安易なようでも濃い目の女性キャラをガンガン投入すればそのうちtwitter5とかで話題になったりイラストだのは投稿されるわけで、そういう意味ではなかなか強かな戦略を取り始めた漫画といえる。
  • 暗号学園
    ハーレムという点ではこちらも同じだが、鵺の陰陽師が異性愛をベースとした構造に対して、この暗号学園は軍隊じみた6学園生活や主従関係といったいわば女性版ホモソーシャルな世界観をベースとしており、要素だけ抜き出すとかなり古典的で耽美な花園が展開されている。この辺はまさにタカラヅカ的で女性受けしそうなのだが、この漫画の女性ファンの割合はどれくらいなんだろうか…
    というわけでセンターカラー。セコい手を使わなくても強かった匿名希望が鳴り物入りで出てきたB組の連中を瞬殺してしまった。1ページで片付けられてしょげてるB組の人達がかわいい。匿名に限らずA組選抜については強キャラ気質の奴等が多いので、ラストで囲まれてた濃姫7も普通に全員返り討ちにして終わりそう。
  • 逃げ上手
    イロモノっぽかった北畠もなかなか味のあるキャラになってきた。ここら辺はさすがベテラン作家といったところ。でもたしかこいつも死んじゃうんだよなぁ8
  • 人造人間100
    鬼滅っぽくなったかと思ったら呪術っぽくなる。それっぽさを器用に出力できる腕はあるのだが、やはりなんとなくふわふわしてしまっている印象。そしてなんか話を畳みに入ってしまった!
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今週のジャンプ(2023年33号)

祝日なので夜更かしして早めに投稿しちゃった。なんか知らんけど冊子版は火曜発売らしいのでネタバレ注意。

  • ヒロアカ
    割とほっぽり投げてハートの問題で押し切った感はあるが一応決着。まぁデクのほうで解決せずきっちりヒロイン同士で話をつけたのは評価したいところ。これで終わればだけど…
  • ワンピース
    長いようで短い休載から復帰し、そういやそんなんもやってたね〜という黒ひげ海賊団vsガープ1に話が戻る。黒ひげ海賊団は初期構想からいるっぽい敵だが、能力とかも割と最初の時点で決まってたんだろうか。島と同化ってもはや何でもあり2な気もするが… 黒ひげ絡みのバトルは毎回生死やら決着やらがぼかされた展開になって、後々元気な黒ひげがゼハハハ!とか出てくるイメージなので、今回もそのパターンかな。
  • 呪術廻戦
    五条の無量空処は当てるとほぼ勝ち確になってしまうので今回のバトルではいまいち良いとこが無かったが、ここで炸裂!からの宿儺のカウンター!必殺技がバンバン大ゴマで使われていよいよクライマックス感が出てきた。そして最後は(もはや毎週月曜の定例イベントと化した)五条ピンチ!でも次号休載!
  • NARUTO(読切)
    キャラ人気投票で決まったエピソード(四代目火影)を掲載。BORUTO等の監修もやってるとはいえ、連載当時そのままの画力・空気感でなかなか読み応えがあった。ブランク3を感じさせない確かな実力ですね。
  • あかね噺
    スラムダンクの三井寿4や谷沢君5よろしく、手痛い失敗や挫折をしたキャラというのは上手いこと噛み合えば強烈に読者を惹きつける。おっ父こと阿良川志ん太の話はたまにしか出てこないものの、この漫画の肝の部分についてはほぼそのおっ父が占めていると言っても過言ではないだろう。というわけで、改めて主人公が一歩引いた目から父・志ん太と向き合う話。地味めな展開が続いてたけど、色んな意味でターニングポイントになりそうかな。
  • キルアオ
    蓋を開けると結構ゆるめのギャグアクションっぽくなってて個人的には好きな流れ。あと意外と女の子達が素朴な感じでかわいい。でも微妙なバランスなんでコロッと男中心のシリアスに行っちゃいそうな気もするなぁ。
  • アスミカケル
    ちょっと強引な気もするが兄弟対決に突入。負けフラグ濃厚なのもあってイベント消化感が強い(=ちょっとダレている)ので、ここでインパクトのある展開や掘り下げが欲しいところ。
  • 暗号学園
    少年漫画ではお馴染みの野外対抗戦編6が始まった!今回は東洲斎派閥以外も参戦ということで、E組戦にいなかった濃姫、要塞村、匿名希望7がカギを握りそうかな?要塞村はキャラ的に割を食いそうだし、匿名希望はなんか裏切りそうだけど…
  • アンデラ
    前ループでは殺し合ってたシェン・ファン編も大団円で決着。今回もシェンにフォーカスするかと思いきや、前は神出鬼没の敵だったファンの掘り下げ中心でエピソードとしてはまぁまぁ良かったかな。しかしいかんせんキャラが多いせいで味方回収の展開もちょっと息切れしかかってる感じ。まだ不治とか不正義とか残ってるぞ!
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今週のジャンプ(2023年32号)

  • 僕とロボコ
    金持ちキャラがいると非常に話が作りやすいので、長期連載のギャグ漫画にはだいたい金持ちがいる!というのが俺の持論だが、モツオ君はこれからずっと金持ちじゃなくなるんだろうか?まぁしれっと元のポジションに戻りそうでもある。
  • サカモト
    こういうバトル漫画では「ちょっと戦闘もできるバカキャラ」は噛ませや空気になりがちだが、平助は初登場時から一貫して「射撃だけは作中トップのバカ」として描かれているのが丁寧というか、稲垣理一郎的な感じ。甘ちゃんながらも「俺のやり方に文句あんならかかってこいよ」と啖呵切れるくらいには強いのがかっこいいですね。
  • こちら葛飾区亀有公園前派出所1
    メタバースとかSNSの話をやると思ってたのに!騙された2!久々に載ったくせに亀有も派出所も1ミリも出てこなかったけどそれで良いのか?
  • あかね噺
    先週からにわかに負けフラグが立ち始める。ちょっと間延び気味だったけどここで締まりそうな感じ。
  • アスミカケル
    敵がただのイヤな奴というのも微妙なので、今後も出てくるならキャラ的な魅力が欲しいところ。キルアオもだけど、そこはベテランの手腕の見せどころかな。
  • 呪術廻戦
    引き続き日下部先生の講義を交えてのバトル。あんた今までの誰よりも教師らしいよ。要するに渋谷で五条や真人がやったちょびっと領域展開や、鹿紫雲戦で秤がやってた領域の座標ずらしも「普通はできない」レベルの超高等技術なのだろうが、いかんせん普通じゃない奴ばかり出てくるのであまりピンとは来ない。今までの総決算的な面もあるバトルなぶん、やっぱり領域展開についてはもうちょっと味方側で使える奴がいても良かったよなぁとは思う。
    そして最後はようやく伏黒の術式に言及。ここら辺まではある程度読者側で予想できた展開かな?ともかくまたまた五条ピンチ!(これで3回目くらい)
  • アイスヘッドギル
    鬼殺隊魂を感じる。
  • 暗号学園
    ずいぶん巻いたような展開になってるけどこれも西尾のシナリオ通りなんだろうか?夕方との雪辱戦はもっと後に取っておくと思ってたのでここでの回収は結構意外。そして一話で終わるテンポの良さ。決勝は6人選抜のチーム戦とのことだが、メンバーはまぁ手堅い感じかな。(数少ないであろう)真面目に読んでる人間としては予想通りのメンバーで嬉しいよ…
  • 人造人間100
    鬼殺隊魂を感じる。(2)
  • ドリトライ
    いろんな意味でギリギリな回。ジャンプってどこまでやってOKなんだ?まぁ◯ロポン3なんて口が裂けても言えなそうだけど。
  • 一ノ瀬家の原罪
    あまりにも一話一話で展開が変わるので真面目に読まなくなってしまった。こういうのはSNS上とかでちょっとずつ公開4すればウケるんだろうが、週刊少年ジャンプという媒体では間延びしてどうもいまいちな印象。「田舎のネズミと町のネズミ」の話じゃないが、やっぱりジャンプラで発表した方が良かった作品だとは思う。どっちのフォーマットが偉いかとかではなく、漫画によって向き不向き5があるので。
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今週のジャンプ(2023年31号)

ワンピが無いせいもあるが、なんだかんだで連載陣もモダンな感じの漫画が増えてきた印象。次回こち亀載るらしいけど。

  • 呪術廻戦
    あちらが立てばこちらが立たず、という領域条件の書き換えが続く。ポケモンの努力値調整をリアルタイムでやりながら戦ってるようなイメージ。五条もモノローグが増えてきて結構追い詰められてきたかな?しかしまぁ鹿紫雲や乙骨は宿儺と戦ってまともな勝負になるのか?
  • 逃げ上手
    なんか『Dr. Stone』1っぽい話。ドクスト完結時の巻末コメでも少し触れられてたが、松井優征も稲垣理一郎もヒットを「狙って当てる」独自の理論を持っている同タイプの漫画家だと思う。でもこういうロジカルな展開は稲垣のほうが洗練されてる印象かなぁ。
  • サカモト
    この漫画ではある意味アンタッチャブルな領域である「一般人」を攻撃する敵が登場。しかしORDER側の豹もガチガチのヒーローなので意地でも一般人は傷つけない。熱い男に熱い助太刀が入り少年漫画っぽい展開になってきた。
  • キルアオ
    そういう感じね。
  • 鵺の陰陽師
    「式神は俗に言う永続魔法みたいなもので〜」←遊戯王やってる奴以外にその説明2で通じるのか?まぁハイライトとして呪術の五条vs漏瑚みたいな能力戦をやりたいのかなというのは分かる。それでもあっちの「何もかも見える!!全て感じる!!」並のインパクトはないけど。
  • マッシュル(完結)
    最後のほうは結構引き伸ばしてたが円満終了。初期はなろうベースのおちょくりギャグ中心の漫画だったが、話が進むにつれて立派にバトル漫画っぽい展開になっていたあたり週刊少年ジャンプという雑誌の魔力を感じずにはいられない。まぁちょっと他の雑誌には載らなそうな漫画だが、こういう漫画のためにジャンプという雑誌があると言っても過言ではない3
  • アスミカケル
    おっさんとの丁寧な攻防。格闘においての打撃や寝技がどういう位置付けなのか・何に有利で何に不利なのかをきちんと説明した上で駆け引きを描いているので戦いの流れが非常に分かりやすい。いい感じですね。みんなもスト6やろう!(?)
  • ウィッチウォッチ
    せめてシリアス展開の中にもいつもの感じのギャグを挟み込んでもらえると読みやすいのだが、そこら辺のスイッチのON/OFFはきっちり付けているようでもどかしい。まぁ漫画家的にはギャグのほうが労力かかるってのも分かりはするんだけど。
  • 暗号学園
    ガンガンバトルを描いてきたのでここで一旦インターバル。凍はメインキャラのうちの一人なのだがキャラもビジュアルもあまり可愛くないのが残念。好きって人がいたらごめん。
  • 人造人間100
    下位になっても雑にならず丁寧な話を書いてるのは好感が持てるがやはり地味。低空飛行ながらも細々とは続いてるが…
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忙しい→忙しい

めでたくtwitterが終わりかけてるので雑記らしい雑記も書こうと思います。

6月中は仕事や家のほうの用事がかなりバタバタしていて個人的な用事や趣味のほうには注力できなかったのだが、最近は仕事のほうも落ち着いてきたのでそれらをドカッと消費するフェイズに入ってきている。まぁ結局は引き続き忙しいのだが、個人的なものに注力した分は100%自分に還元されるので用事を消化するのがかなり楽しい。「病院に行く」という用事ですら、症状を理解する→薬を貰う→生活が改善する、というフィードバックがあり、確かな満足感がある。

そんなわけで、一つ一つ用事を潰していくごとに良いことが起こるので今は色んなことにモチベがあったりする。本当はもうちょっと他のことも色々書こうと思ったけど毎回長めの雑記を書くと負担になりそうなのでパス!

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