月: 2023年12月

今週のジャンプ(2024年4・5合併号)

たぶん今年最後の記事。いろんなことを書こうと今年発足したこのサイトだが、気づいたら今週のジャンプ感想ブログと化していた。

  • 呪術廻戦
    斬撃が没収できないままなし崩しで始まってしまった集団戦。細かいことはさておき、こういう展開自体は結構好みかも。日下部の独白のとおり即死攻撃がいつ飛んでくるかわからないという恐怖の状況である1
    ついでに先週の予想どおり日車と虎杖の回想もあったわけだが、やはり似た者同士というか、「自分が許せないので死ぬ」というタイプだった。ラストはいよいよ死臭が濃くなってきたがなんと土壇場で覚醒して領域展延を習得。高羽もそうだが、凋落した御三家に対して新世代で1級-特級クラスがポンポン出てくるという構図が露骨になってきたなぁ。
  • ワンピース
    「回想は今週で終わりかな」みたいなことを毎週書いてる気がする。とりあえずこの漫画でここまでガッツリ生い立ち~死2が描かれるキャラは初めてか?別にメインキャラでもないわけだが…ともかくヒルルクやおでんに比べると感情移入しやすい(根っこは本当にただの善人なので)ので、死なないでくれ!という気持ちは割とあった。ワンピの過去キャラっぽく荒々しく冒険に生きたり啖呵を切ったりするタイプではなかったが、運命に翻弄されつつも強く生き抜いた等身大のキャラだったね。回想は今週で終わりかな。
  • ヒロアカ
    ようやくデクvsラスボス開戦。ここに来るまでにまぁサブキャラ含めすべて拾い切った感があるので、さすがにこれで終わりだろう。来年中に終わるかはわからないけど。
  • キルアオ
    もう普通にコメディ多めのラブコメになってきた気がする。実は今の連載陣だとロボコに次ぐレベルでギャグやってるんじゃないか?
  • ツーオンアイス
    センターカラー。けっこう駆け足だしそんな長く続くとも思ってないのだが、スポーツも情緒も結構丁寧に描いてるのでグリーンズとアオハコよりは割と楽しめている。まだまだ描きたいものはありそうなのでそこら辺を見せ切ってくれるかどうかに期待。
  • 逃げ上手
    シオマネキ腕はドーピングコンソメスープのセルフパロか?それともドリトライへの意趣返しか!?
  • カグラバチ
    戦闘中モノローグをやるのは呪術っぽく(もっと言うとハンターハンターっぽく)してるのか?まぁでもそこらへんほど理屈っぽくはないのでちょっとフワフワしてる感じになってるかな。割とフィーリングでやってる気はするのでまぁこの辺の説明は適当に読み流してもいいかもしれない。
  • 暗号学園
    全員集合のバトルロイヤルでクライマックスっぽい展開。今までも最終回っぽい展開は(フェイントとして)何回もあったけど、西尾維新の手のひらに乗せられているような気も…

 

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今週のジャンプ(2024年3号)

さ…3号…
2号は…?

まぁあんま乗り気じゃないのに義務で書くのも嫌だから…

  • 呪術廻戦
    鹿紫雲戦に続きノリに乗っている秤。まぁただ裏梅も奥の手は持ってそうだし、秤一人じゃさすがにきついかなぁ。パワーバランス的には鹿紫雲≧裏梅≧秤くらい?
    そして日車の裁判は成功したけど失敗!罪状もランダムだし刑罰もどこにかかるか定かじゃあない1ってなんかめちゃくちゃ不安定な術式だなぁ。それこそ秤のアレといい勝負なんじゃないか。秤と違って全然運は良くなさそうだけど…
    まぁともかく直前に出てきた「日車は死にたいの?」は虎杖のセリフと思われるので、次にちょい前の回想を挟んで生きてられるかどうか…というところかな。うーん…
  • アンデラ
    不正義はどういう能力なのかまだ明かされてないんだっけ?風子の性格的にリーダー譲りそうな気もするけどどうだろう。どっちにしろ最重要キャラではあるのでここを回収したらあとの否定者集めは消化試合になりそう。
  • グリーングリーングリーンズ
    勝利のために手段を選ばないやつが主人公というのはいかにも現代っぽい。昔はこういうキャラは嫌われてたと思うけど、最近は割と好意的に受け入れられている印象。社会より個人に感情移入するようになったから?2
  • Dr.STONE
    「人間が月まで行く」というある意味現代科学の頂点までやったのでこのおまけ編はどうすんだろうと思ってたけど、タイムマシンや軌道エレベーターなどのSF定番アイテムを稲垣理一郎節で紹介する流れなのかな。技術的に無理なところは石化関係の便利アイテムで補う感じで。
    とはいえなんでもありという感じにはならなそうで、ホワイマンが裏でいろいろやってるっぽいので結構こぢんまりした話になりそう。まぁ番外編だしあんま話広げてもね。
  • 逃げ上手
    イロモノが多すぎて割と普通のおっさんになってるのだが、貞宗はかなり良い3キャラになったよね。時行ともライバルであり先生的キャラであり…となかなか美味しいポジション。見てくれはやっぱりただの眼がキモいおっさんだが…
  • カグラバチ
    相変わらず絵はカッコいいがバトルはかなりふわっとしている。正直主人公の刀が何やってるのかわからんのだが遠距離攻撃だの吸収だの言いだして更によくわからん。とはいえ見せ方はやっぱり上手いのでのらりくらりとなんとかしそう4
  • アスミカケル
    今どきブルースリーって古くないか?5
  • 魔々勇々
    勇者も魔王も悲しき過去を盛りまくるので一戦で二度おいしい。そういうとこまでヒロアカの真似しなくても良いぞ!
  • 暗号学園
    ちまちまキャラを拾ってるうちにいつの間にかクライマックスっぽい展開に。まぁ割と伏線も頑張って回収してるしなぁ。もうすぐ終わったとしても10巻前後くらいにはなりそうなのでやっぱり予定調和だったりするのか?
  • ツーオンアイス
    話的には結構個性的で面白いことをやってるんだけど、いろいろとあんまり少年誌向きではない印象。なにもわざわざジャンプでやらんでももっと向いてる雑誌があるのでは…?
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今週のジャンプ(2024年1号)

あの…もう金曜ですけど…
月曜に別の記事上げて満足しちゃってる俺がいるんだよね。

  • 累々戦記(新連載)
    廻々奇譚的な…?また妖怪ものかぁ。
    まぁ画力はあるから一応差別化はできてんのかな。話は適当な読み切りに毛が生えた程度な感じだけど…呪術の人気には太刀打ちできないにしても、鵺の陰陽師も真っ先に切られるような漫画でもないしなぁ…
  • ワンピース
    回想は次でラストかな。くま1はともかく、黄猿やベガパンクも別に冷酷な奴ではないことが分かったのでエッグヘッド編は結構後味の悪い終わり方になりそう。ベガパンクとかくまはここで死んでもおかしくないしなぁ。
  • グリーングリーングリーンズ
    アオハコよりはスポーツ寄りだけど、ツーオンよりは恋愛寄りといった感じ。どっちに傾くかはちゃんとした男のライバルキャラが出てくるかどうかにかかってる気がする。
  • 呪術廻戦
    お笑い編が終わって虎杖&日車vs宿儺に戻る。バトルで説明しない分、回想の会議で補完する形がデフォルトになりつつあるね。日車が名乗りを上げたとき顔をしかめる虎杖がいかにも呪術らしい描写で良い。当の虎杖をはじめ、自己犠牲や利他的な行動がことごとく裏目に出るのがこの漫画のイヤな部分2だしなぁ。そして何気にフェードアウトした加茂先輩。まぁキャラ増やしすぎた感もあるし、ここら辺は今さら戦闘に参加しても普通に在庫一掃セールされる役回りだよな。京都の奴は特に…
    最後は虎杖・日車の連携で無事領域展開に成功。「やってることは検事っぽい」と虎杖に言われてた弁護士が虎杖を弁護するというちょっと熱い展開。鹿紫雲の次の人選としては微妙な印象だったけど、割と説得力のある展開になってるかな?
  • ウィッチウォッチ
    作者さん子供でもできた?
  • カグラバチ
    敵の妖刀使い・双城が銭湯に行き、味方側が作戦を開始するだけの話。つまり特に何もしてない話なのだが、終始緊張感が漂っていて退屈しないのが良い。雰囲気はナルトにサカモト&チェンソー風味を加えた感じだけど、血生臭いじっとりとしたイヤな感じ3はこの漫画ならでは。海外では謎に人気が爆発してるらしいが、中身も結構軌道に乗ってきたか?
  • 暗号学園
    誰だっけ…なんかマスクの人、膾さんの話です。今まで掘り下げを端折ってた分A組のキャラも結構この編で消化してるが、一部のキャラに人気が出てきちゃった分こういう展開をやるとちょっとダレがちかなぁ。まぁ裏を返せばこういう展開を無限にやれるってことでもあるんだけど。
  • ツーオンアイス
    作者が結構なスケートオタクだということはわかってたが、ここにきて作者のスケート界隈への愛憎を注ぎ込んだと思われるキャラが登場。漫画として盛り上がるかどうかはともかく、ちょっと面白いものが見れそうという感じにはなってきたなぁ。現実のスケート界隈も結構てんやわんやしてそうなので尚更ね。
  • 魔々勇々
    新キャラ勇者を鉄拳制裁で教育完了。題材が題材なだけにひねくれた展開をやるのかと思いきや、割とヒロアカみたいな王道展開になりつつある。悪くはないんだけどほかの漫画も結構頑張ってるのでなんだかんだでこの位置といった感じ。次回はセンターカラーらしい。頑張れ!
  • アスミカケル
    こっちも悪くはないんだけど…という感じ。いい感じのとこで区切りをつけて畳みに入ってる感じもしなくもない。
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何がそんなにVRoidっぽいんじゃい!(VRoid備忘録)

モデルの編集作業がVRoid StudioからUnityに本格移行しそうなので、節目の備忘録として。

現在俺の配信で使用しているモデルはVRoid Studio(https://vroid.com/studio)というツールで作ったものです。ゲームのキャラクリ感覚で手軽に3Dキャラのモデル作成ができる優れ物ですが、「モデルがVRoidっぽくなる」という欠点もよく挙げられるので、何が「VRoidっぽさ」の元なのか・「VRoidっぽさ」を軽減するために自分はどうしたかを参考までに残しておきます。
※VRoid Studio上のみでの編集を想定した記事になります。

ファイルに眠っていた一番古い試作品(6月頃作成)

何がそんなにVRoidっぽいんじゃい!

①肌テクスチャと影
肌テクスチャのアニメっぽい影はVRoid特有のものなので、ちょっとのっぺりした感じがあり、これが「VRoidっぽさ」になっていると思います。肌の色については好みの分かれるとこだと思いますが、デフォルトだとやはりVRoidのテンプレ感が出るのでこれも変更推奨。

対策:
影のつけ方を変える・・・「影の入り幅」項目の数値を減らしたりすると影があまり付かなくなります。VRoidっぽさというか「モデルのボロが出にくくなる」ので割とおすすめです。アウトラインを調整したりするのもメリハリが出て良いです。

チークを追加する・・・これは女性モデル限定ですが、肌の情報量を増やせば割とのっぺり感は軽減されます。そういう意味では男性モデルは面長かつチークも使いにくいのでちょっと不利かも。タトゥーとか入れればごまかせるか?

テクスチャそのものを変更する・・・要するに原因は肌テクスチャなので、それをまとめて差し替えてしまおうという話。Boothとかではおあつらえ向きに「VRoidっぽくない肌テクスチャ」とかも売ってたりします。

②顔パーツのバランス
プリセットまんまだとやはりテンプレの範疇を出ないものになる印象。妙なリアル感が出てこれものっぺりした感じになりやすい。「顔のバランスは素人がいじると逆に変になるのでは…?」という懸念からか意外とプリセットから変更しない方1もいるかもしれませんが、勇気を出して大胆に弄ったほうが良いと思います。

対策:
バランスを変更する・・・当然っちゃ当然の対処法。Vのモデルを作成する以上、2次元っぽいモデルを作りたい方がほとんどだと思うので、かなりデフォルメを利かせたほうがそれっぽくなる印象です2。体系(頭と体のバランスなど)もデフォルトの物は良くも悪くも現実に即した体系なので、アニメ感を出したいなら上半身だけでも弄ったほうがいいかも(配信などで使用するモデルを想定してます。たぶん全身を動かすVRchatとかになると話は変わってくるはず)。

③そもそもパーツそのものがVRoidっぽい
これは無料ソフトな以上もうしょうがないんですが、目や髪のパーツはそんなにバリエーションがあるわけではないのでこれもどうしてもテンプレ感のあるデザインになりやすいです。

対策:
あるもので何とかごまかす・・・とにかく「元のパーツ感を出さない」のが大事なので、色使い3を工夫したり、ハイライトのテクスチャに描き加えたりして、少しでも元のパーツより変化を持たせたほうが良いと思います。俺はキラキラ感を出すと逆にボロが出そうなので、瞳やハイライトについてはシンプルなものにして、瞳自体も小さめにしました4

人の作ったカスタムパーツを買う・・・まぁ無料にこだわらないならこれが一番だと思います。特に髪・目についてはBooth等で売っているものにするだけでだいぶ見違えるはず。だいたい無料~¥500くらいなのでリーズナブルです5。利用規約はよく読んで使おうね。

最後になりましたが、やはりコツとしては、何か裏技があるというよりは「どうごまかす」かだと思います。いろいろな制限があるツールな以上ある程度妥協点が出るのはしょうがないので、そこをどうすり合わせていくかが肝です。どうしても妥協できない点が出てきた場合はVRMファイルに書き出してUnityと和解しましょう。
あとVRoid Studio上で編集する前に、なんとなく作りたいモデルのイラストを(マジで適当でも良いので)描き出して、完成品のイメージをはっきりさせておいたほうが良いです。ツール上のみで弄るとどうしてもVRoid Studio内のパーツにイメージが引っ張られるので。

現在使用しているモデル。 上の試作と比べるとほら、見違え…てるか?これからも精進します。

現在のモデルに使用しているパーツのクレジットについてはtwitchのプロフ(https://www.twitch.tv/kiri_yan)に記載があるのでそちらもご覧ください。
ではまた~

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