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2023.7
今週のジャンプ(2023年32号)
- 僕とロボコ
金持ちキャラがいると非常に話が作りやすいので、長期連載のギャグ漫画にはだいたい金持ちがいる!というのが俺の持論だが、モツオ君はこれからずっと金持ちじゃなくなるんだろうか?まぁしれっと元のポジションに戻りそうでもある。
- サカモト
こういうバトル漫画では「ちょっと戦闘もできるバカキャラ」は噛ませや空気になりがちだが、平助は初登場時から一貫して「射撃だけは作中トップのバカ」として描かれているのが丁寧というか、稲垣理一郎的な感じ。甘ちゃんながらも「俺のやり方に文句あんならかかってこいよ」と啖呵切れるくらいには強いのがかっこいいですね。
- こちら葛飾区亀有公園前派出所
メタバースとかSNSの話をやると思ってたのに!騙された!久々に載ったくせに亀有も派出所も1ミリも出てこなかったけどそれで良いのか?
- あかね噺
先週からにわかに負けフラグが立ち始める。ちょっと間延び気味だったけどここで締まりそうな感じ。
- アスミカケル
敵がただのイヤな奴というのも微妙なので、今後も出てくるならキャラ的な魅力が欲しいところ。キルアオもだけど、そこはベテランの手腕の見せどころかな。
- 呪術廻戦
引き続き日下部先生の講義を交えてのバトル。あんた今までの誰よりも教師らしいよ。要するに渋谷で五条や真人がやったちょびっと領域展開や、鹿紫雲戦で秤がやってた領域の座標ずらしも「普通はできない」レベルの超高等技術なのだろうが、いかんせん普通じゃない奴ばかり出てくるのであまりピンとは来ない。今までの総決算的な面もあるバトルなぶん、やっぱり領域展開についてはもうちょっと味方側で使える奴がいても良かったよなぁとは思う。
そして最後はようやく伏黒の術式に言及。ここら辺まではある程度読者側で予想できた展開かな?ともかくまたまた五条ピンチ!(これで3回目くらい)
- 暗号学園
ずいぶん巻いたような展開になってるけどこれも西尾のシナリオ通りなんだろうか?夕方との雪辱戦はもっと後に取っておくと思ってたのでここでの回収は結構意外。そして一話で終わるテンポの良さ。決勝は6人選抜のチーム戦とのことだが、メンバーはまぁ手堅い感じかな。(数少ないであろう)真面目に読んでる人間としては予想通りのメンバーで嬉しいよ…
- ドリトライ
いろんな意味でギリギリな回。ジャンプってどこまでやってOKなんだ?まぁ◯ロポンなんて口が裂けても言えなそうだけど。
- 一ノ瀬家の原罪
あまりにも一話一話で展開が変わるので真面目に読まなくなってしまった。こういうのはSNS上とかでちょっとずつ公開すればウケるんだろうが、週刊少年ジャンプという媒体では間延びしてどうもいまいちな印象。「田舎のネズミと町のネズミ」の話じゃないが、やっぱりジャンプラで発表した方が良かった作品だとは思う。どっちのフォーマットが偉いかとかではなく、漫画によって向き不向きがあるので。
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