スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ (2026)

ネタバレあり1

正直マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は『アベンジャーズ/エンドゲーム』が終わってからあまり熱心に追いかけてはいないのだが、このスパイダーマンシリーズはずっと映画館で観ている。毎作面白いし、やっぱりスパイダーマンはキャッチーでとっつきやすいのが良いですね。
MCUのスパイダーマンシリーズ自体はこれで4作目、『シビル・ウォー』~『ホームカミング』ではアベンジャーズの箱入り息子といった感じでクソガキ感の抜けていなかったトムホスパイダーマンも『ファー・フロム・ホーム』で師匠トニーから自立し、『ノー・ウェイ・ホーム』でついにすべてを失い孤高のヒーロースパイダーマンと成った…今作は前3部作でそんなMCUスパイダーマンの長い長いオリジン2が終わったあとの「それから」の話である。アメコミやライミ版でもおなじみの、「誰もが知っているが、誰も素顔を知らない」というスパイダーマンが描かれる。ブラックウィドウ3やパニッシャー4等他のヒーローにも顔が利くのもなかなか貫禄が出てきた感じで良かった。素顔が分からなくても人柄や正義感は周りの人間に受け入れられていて…というのが作品通して描かれていて、それがラストシーンでも活きてくる。

で、今回のメインヴィランについて。予告編では変な忍者とかサソリマンと戦ってたけど、絶対こいつらじゃなくて誰か隠してるんだろうな~と思いつつ、他人の精神を次々と乗っ取る敵が出てくる。スパイダーマンにそんな奴いたっけ?とか思って観ていたら、顔写真から名前が公開されるシーンで「ジーン・グレイ」5。おぉー。映画館もちょっとどよめく。このタイミングでこういうサプライズを入れられるのはまさにMCUならではという感じ。要するにX-MENが今後本格的にMCUに絡みますよという「これから」の話でもあったということですね。ミュータントってことで例によって割と被害者側のヴィランなので、ストーリーも最終的には暴走するジーンをスパイダーマンはどう救済するか?という話になってくる。そんでもってそのトムホスパイダーマンに道を示したのは誰なのかという話になり…説得シーンは結構泣いてる人もいました。

ということであんまり話自体は派手ではないのだが、3作目のラストで感動した人はあのトムホスパイダーマンがその後どうヒーローをやっているのか?という部分が見られるだけでも感慨深い部分があるんじゃないかな。まぁでもこれで2時間半はちょっと長かったかも。
ラストは…MJとは結構割り切って別れた感じだったけど、ネッドのほうはそれでいいのか?まぁ男同士の友情に勝るものなしってことなのかな(なのか?)。こいつのこと嫌いな奴もあんまり居ないでしょう。

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